Q.酒類販売管理者に代わる責任者ってなんですか?
A.酒類販売管理者に代わる責任者とは酒類の適正な販売管理の実効性の確保をする観点から、次に掲げる場合には、酒類の販売業務に従事する者の中から、酒類販売管理者に代わる責任者として必要な人数を指名し、配置しなければならない。
なお、責任者はできるだけ成年者とし、とくに夜間は(午後11時から翌日午前5時)においては成年者を責任者として配置してください。
- 夜間において、酒類を販売する場合
- 酒類販売管理者が常態として、その選任された販売場に長時間(2~3時間以上)不在となることがある場合
- 酒類販売場の面積が著しく大きい場合は、100平方メートルを超えるごとに、1名以上の責任者を指名す る
- 同一建物内において酒類販売場を設置している階が複数ある場合は、酒類販売管理者のいない各階ごとに、1名を指名する
- 同一の階にある複数の酒類販売場が20メートル以上離れている場合
- 複数の酒類売場が著しく離れていない場合でも、同一の階において酒類販売場が3か所以上点在する場合
- その他酒類販売管理者のみでは適切な販売管理の確保が困難と認められる場合
具体的にどのような酒類販売場にするかで、選任しなくても良い場合もありますが、その場合には酒類販売管理者が不在の場合には、酒類を販売できなくなりますから、1〜2名選任しておくとよいと思います。